コンセプト
理事長ご挨拶

私達のブリック&ウッドクラブは今年創立10周年を迎えました。
これを機にホームページをリニューアルいたしましたので、この場をおかりして皆様にご挨拶させていただきます。
10年ちょっと前の事です。軽井沢の地で、このゴルフ場のファウンダー(創始者)坂征郎氏から「まだ真っ白な何もない状況のもとから、他に類をみないゴルフ場を作りたい」という熱い思いを聞き感動したことが、つい昨日のように思われます。
今ではクラブの7つの憲章となっていますが、「会員による会員の為のゴルフ場」「会員は誰もが平等」など、それは画期的で魅力的なものでした。自分たちで全てを考え、決定し、実行していくというものでした。
始めのころは戸惑いもありました。しかし、会員がどれかの委員会に所属し、毎月開かれる会議で意見を言い、その意見が理事会に反映され、自分たちのクラブ作りの夢が、一歩一歩実現されていきました。そしてその間、会員の方々との繋がりが広がり、皆でゴルフ場を作り上げて行く喜びを感じることができました。
この10年の道のりは、決して平坦ではなく、その間には、クラブの存続にかかわる大問題にもぶつかりました。が、その都度、会員の方がそれぞれの力を出し合って、持てる才能を発揮し乗り越えてまいりました。今思い返しても「ぞくぞくっとする位のブリック&ウッドクラブの底力」でした。
それから、月日の流れは速いもので、ブリック&ウッドクラブも、開場10周年を迎えることが出来ました。これから新しい11年目に入りますが、更なる目標に向って、皆で力を合わせて自分たちの夢のゴルフクラブを作っていくつもりです。
ブリック&ウッドクラブは、まるで不死鳥のような、不思議でユニークなゴルフクラブです。どうぞこのクラブに足をお運び下さいませ。そしてその魅力を体験して下さいませ。
理事長 石井博子
ブリック&ウッドクラブ~理想のゴルフクラブを目指して

それは1994年のことでした。
日本の加熱した景気が去リ、多くのサラリーマンや起業家たちが長く暗いトンネルにスッポリはまった身をどうしたものかと暗瀧たる気分でいたころ、後のブリック&ウッドクラブ創始者となる坂征郎他数人がアメリカから帰国しました。
そして、その数人は久しぶりに日本のゴルフクラブで再会しました。
一人がこんな言葉を口にしました。
「日本のゴルフクラブは、なにかモゾモゾするな…」
「アメリカのゴルフ場のほとんどが、クラブは自分で持ち運びするのに、日本ではなぜキャディーさんが至れりつくせりするのか?」
「なぜスルーで回れず一時間近くも昼食をとらなければならないのか?」
「クラブハウスはあんなに立派な必要かあるのだろうか?」
アメリカから帰国したばかりの人々が、アメリカと日本のゴルフ場を比較すると、様々な点で開きがありました。そして、そんな会話の後、自分たちのクラブが欲しい…、夢のような話に広がりました。
それから間もなくして、話は急展開します。「自分たちの手によるゴルフ場作り」のチャンスが舞い込んだのです。ゴルフ場用地を入手できる!
「バブルに踊るのではなく、景気が低迷している今こそ、しっかりした計画を立てる好機だ!」モゾモゾではなくスキッとした、今までにないような健全なゴルフクラブを仲間たちと手を携えて、自分たちで作ろうと考えたのです。

欧米では当たり前ですが、日本ではあリ得ないゴルフクラブ。それは、完成したゴルフクラブにただメンバーが参加するだけではなく、メンバーみんなが作り上げていくゴルフクラブです。クラブ運営のためのほとんどの仕事は、メンバー全員が話し合いをし、決定し、実行していく。そして、出来上がってからもクラブを維持していくために、メンバーの力が必要になります。そしてその力とは、権利と義務がセットとなった全員のボランティア活動です。
現在でも多くのメンバーがクラブ運営に関する何らかの委員会に属し、その代表の理事たちが月に1回会議を開き、クラブの運営を決めています。
ブリック&ウッドクラブが誕生して10周年。自分たちのゴルフ場作りの夢は叶い、そして今、新たな道を進み始めているのです。
ミュアヘッドによる戦略コース

「今までにないまったく新しいゴルフクラブを作る」というメンバーたちの熱意を受け入れて、世界的に有名なコースデザイナー・デズモンド・ミュアヘッド(1924-2002年)が、ゴルフコースの設計をしてくれました。
ブリック&ウッドクラブのゴルフ場を設計するにあたって、クラブの代表者はミュアヘッドにいくつかの要望をのべました。
ゴルフコースは、自然を活かし、かつ戦略性に富んだコースに仕上げていただきたい。また設計にあたっては、以下のA~Dの4点に特に注意を払っていただきたい。
- A. コースは、
1) 初心者にはやさしく
2) 中級者には気持ちよく
3) 上級者にはチャレンジング
と、どのタイプのプレーヤーにも楽しめる、飽きのこないコースにしていただきたい。 - B. コースの池や小川などの水周りは、自然と調和のとれた美しいものになるように仕上げていただきたい。
- C. 樹木の伐採については、なるべく自然破壊をおさえ、植栽については自然とのふれあいを大事にし、低コストでメンテナンスに費用のかからない、しかも美しいコースに仕上げていただきたい。
- D. 県道からクラブハウスヘの道路についても、コストを最小限に抑える工法で、美しく仕上げていただきたい。
出来上がったコースは、名匠デズモンド・ミュアヘッドが存分に腕をふるったタフなコースです。
「どんな感じ?」
それは皆様の、ご自身の腕で味わってみてください。
理想のクラブライフ

理想のゴルフクラブを目指して、初期のメンバーたちが、それぞれが持つ友人のネットワークを通じて、少しずつ口(くち)コミで増やしてきたメンバーもずいぶん大勢になりました。そして、クラブライフを満喫しています。
その特徴を垣間見ていただくために、いくつかの例を紹介したいと思います。
多くのゴルフクラブでは、ゴルフをしないゲストの入場を断っているようです。しかし、ブリック&ウッドクラブは、ゴルフをしないメンバーの家族や友人も、クラブ内ではメンバー同様に大切におもてなししています。
子供も入場が許されています。しかも、小さなお子さんをお持ちのメンバーが安心してラウンドできるように託児所を設けたり、少し大きくなったジュニアたちにはゴルフレッスンを施したり、プールやテニスコートなどで退屈せず遊べるようなっています。将来ある子どもたちは、メンバーみんなの大切な財産です。クラブ内で過ごす子どもたちをどのメンバーも自分の子どものように、暖かく見守る家族的な雰囲気がブリック&ウッドクラブらしさのひとつだと考えています。

女性メンバーが多いのも特徴、そしてそのことを誇りにしています。女性や初心者のためのレッスンも積極的に行っています。また、ゴルフをしない奥様が、ご主人がラウンドから上がってくるまでの間、ラウンジで過ごせるようにと配慮していることもブリック&ウッドクラブならではのスタイルです。
ペットの犬も大切な家族であると考えています。しつけが十分されている犬であれば入場を許されているだけでなく、一緒のゴルフラウンドも自由です。
そしてクラブロッジに宿泊する場合には、ゲージを用意していますので、一緒に宿泊できるようになっています。
それに、メンバーのペットだけでなく、危険や迷惑がかからなければクラブのペットである動物もたくさんいた方が、クラブライフは楽しいと考えています。クラブ内に、犬小屋や鳥小屋が見られるのもそのためです。
皆様、なんとなく、ブリック&ウッドクラブのクラブライフをご理解していただけたでしょうか?
ゴルフクラブでありながら、ゴルフというスポーツだけに偏ることなく、質素だけれども心豊かで、地位や名誉、性別、国籍に関係なく、だれもが平等で訪れる人みんなが暖かい気持ちになれるメンバーズクラブ。それが、ブリック&ウッドクラブです。
ブリック&ウッドクラブは、この10年間でメンバーを増やし、サポートしてくれる人々を増やし、またクラブの付加価値を高めるべく、チャペル、テニスコート、プールとプールサイドバーといった施設を増やしてきました。
クラブの根底に流れているものは、いつも「我々の理想のクラブとはなにか?」を模索してきた多くのメンバーのエネルギッシュな行動力と豊かな空想力だと思います。そして、その原動力となったものは「モゾモゾ」しない自分たちのゴルフ場を作りたいという願いだったのです。
BWC憲章
- (1) 我々はクラブに於いて、地位や名誉、性別、国籍に関係なく誰もが平等です。
- (2) 我々は心豊かでかつ華美でないクラブライフを目的としたクラブ運営を行います。
- (3) 我々は会員全員が積極的に参加するクラブ運営を行います。
- (4) 我々はルール、マナーを大切にします。そして会員のさまざまな能力を生かし、次世代の育成を心がけます。
- (5) 我々は自然環境を大切にし、調和のとれたコミュニティ作りを常に目指します。
- (6) 我々はクラブから金銭的な利益を得ないことにします。
- (7) 我々はゴルフを丸一日費やしてする遊びとしては捉えず、半日で行うスポーツと考えます。