平成28年度関東女子倶楽部対抗千葉予選

平成28年度関東女子倶楽部対抗千葉予選

平成28年度関東女子倶楽部対抗千葉予選 150 150 千葉のゴルフ場【ブリック&ウッドクラブ】
平成28年度関東女子倶楽部対抗千葉予選

5月30日(月)男子の時とは打って変わって雨が降り続く寒い日に鶴舞カントリー倶楽部で行われました。会場に行く前にBWCの練習場でウォームアップを終えた選手の山中通子さんが練習場のマットのめくれているところに足を取られて転倒、大怪我をしたため出場できなくなるという予想外のアクシデントがありました。前日から控えていた補欠の金ジョンスさんにメンバー変更をし、一番早いスタートにも拘わらず無事にコースに出て行くことが出来ました。結果は18チーム中7位。惜しいところで通過できる3位までには入れませんでしたが、思わぬ出来事にも動揺せずに健闘しました。選手たちを悩ませたのは、雨脚が強くなったり弱くなったり一日中降り続いた雨でした。試合の行われた西コースは距離がそれほどない代わりに、落としどころが限られていて少しでも左右にぶれるとグリーンが狙えない難コースです。

選手の声を聞きました。急な出場の金ジョンス選手「代打でも出られて嬉しかった。次の代打でも頑張ります」次回は正選手で出てください。竹下香織選手「またもや不甲斐ない結果で申し訳ありません。スタートのアプローチミスで躓いたペースを取り戻せませんでした。出直してきます」唯一の初出場で後半39だった檜垣昭子選手「楽しかった。雨さえ降らなければもっと楽しかったと思う。前半雨でカップの位置とパットの強さが合わなかったけど、後半は自分の判断を信じてパットをしたら神懸かりのように入り9ホール中6ホールが1パットだった。出来過ぎです」9番と18番は上がってくる選手を応援するためにみんなが見ているホール。その9番でバーディだった生木優子選手は18番でアプローチをミス。「乗せる気満々だったのに、みんなの前でチャックリやって恥ずかしかった。ピン位置が難しかった」水田愛美選手も同様に「大嫌いな雨のうえにピン位置が難しくてパットが入らなかった」BWCのベストスコアの井上由刈選手「コースマネージメントをスタート前には考えているのに、実際にコースに出ると出来ないのが残念。どうしてだろう」と言われても困りますが、いつも一番安定しています。雨がキーワードになった女子。その雨の中早朝から夕方まで選手と応援の人々をサポートしてくれたスタッフにいつものことながら頭が下がります。ありがとうございました。なお、山中通子さんが怪我から一日も早く回復されることを願っております。

竹井競技委員長の総評「今年は試合当日に予期せぬアクシデントがあり、金さんが準備もせずに倶楽部対抗に初出場で臨む事態となりましたが、チームの一員としての責任を十分すぎるくらい全うし、1番ティーショットをナイスショットで出て行きました。当日は冷たい雨が降り続く悪天候で厳しいコンディションでしたが、朝の異常事態でチームの絆が深まり、大怪我をした山中さんの分までという選手の気持ちがプレーに強く感じられました。予選通過まで一人があと何打縮める、は毎年のことですが選手たちは既に来年の準備に入っていると確信しています。」