写真：スーパーシニア杯優勝の上野泉さん（左）、準優勝の白山隆一さん（右）
スーパーシニア杯決勝戦（11月26日開催）は、上野泉さんと白山隆一さんが争い、ベテラン対決にふさわしく、19番ホールまで試合がもつれる実力伯仲の展開になりました。11番終了時に上野さんが３ダウン。そこから巻き返し、17番までに４つ取り返してそのまま逃げ切るかと思われましたが、18番で白山さんが見事にバーディーを決め試合を振り出しに戻しました。19番ホールはお互い2打目までは完璧なショット。3打目は上野さんがグリーン前にショートした一方、白山さんはグリーンカラーにオン。勝敗を決めたのは4打目でした。白山さんのカラーからのパットはカップインならず、さらに傾斜で戻って微妙な距離に。「グリーンの仕上がりが良すぎた」と苦笑いの白山さん。一方、上野さんのアプローチはピンそば40センチにつき、見事にパーを獲得。白山さんはパーパットを決めきれず、決着がつきました。
表彰式で上野さんは「妻のむつ子が準決勝で白山さんに負けてしまったのですが、あそこで勝っていたら、夫婦対決でした。そうしたら僕はこの場にいないと思います」とコメント。会場は笑いの渦に包まれました。