2011年クラブ選手権決勝戦の結果
写真:2011年クラブ選手権決勝戦
季節外れの蒸し暑さが残った10月23日、本年のクラブ選手権決勝戦が開催されました。男子決勝では野口道男選手が2008年の優勝以来、通算5度目のクラチャンを獲得。また女子決勝では、久次香苗選手が4回目の挑戦で嬉しい初優勝を果たしました。
2年前から行ってきたスイング改造に手応えを感じていたという野口選手。ところが予選結果は12位という、強豪らしからぬ結果。予選終了後は練習場に直行したそうです。そしてその一週間後の本選では、問題を徹底的に修正し、見事に復活。一回戦でディフェンディングチャンピオンの水田文生選手に競り勝ち、その後は圧倒的な強さで勝ち進みました。優勝スピーチでは「本当にブリックは気持ち良く勝たせてもらえない。またここでチャンピオンになれたことを誇りに思います」と話されました。
久次選手は、ミュアヘッド杯に続く、今年2つ目のタイトル獲得。「今年は決勝進出が目標でした。相手は竹下香織さんだったので、負けても恥ずかしくないプレーをすることを心がけました。チャレンジ精神で臨んだことが良かったです」と取材では控え目の談。しかし優勝スピーチでは「夫で帯同キャディの久次潤二さんとの呼吸が鍵でした。実は決勝の前の週、一緒にブリックでラウンドし、クラブを渡して欲しいタイミング、ライン読みなどを念入りに確認。おかげで喧嘩もせずにスムーズにまわれたのが勝因です」との暴露トークに会場は爆笑でした。
野口道男選手、久次香苗選手、優勝おめでとうございます!