初の3ツアーズ、男性シニアが優勝
写真:3ツアーズ
昨年までは「エイジ対抗戦」と称していたイベント委員会主催の「年代別対抗コンペ」が、名称も新たに「3(スリー)ツアーズ」としてリニューアルされ、4月6日に開催されました。
従来のエイジ対抗戦は、男女混合の青年、成年、壮年、熟年の4チームによる競技でした。3ツアーズでは、男子、女子、男子シニア(55歳以上)の3チームによる対抗戦となりました。
試合は各チーム1人ずつの3人でパーティーを組み、前半ハーフを他の2者に対するマッチプレー、後半ハーフを他の2者とのストロークプレーで対戦するという、1度で二種類の競技を楽しみつつ、3人で勝負するという欲張りなフォーマットです。いずれもスクラッチで戦います。ハーフごとに勝てば3点、引き分けると2点、負けても1点がもらえます。自分が対戦相手2人にマッチ、ストロークとも勝てば最大12ポイントとなり、これを集計したチームの総合得点で優勝を争います。
総勢57名による17チームで、熱い戦いが繰り広げられました。注目されたのは、ブリックならではの女子チームの奮闘ぶりです。男子、男子シニアという2人の男性を相手に、スクラッチ戦でもマッチ戦でも、パワー全開で大健闘しました。が、老練さにモノをいわせた男子シニアも渋い粘りを発揮し、最終的には男子シニアが136点、女子が135点という1点差で優勝を飾りました。一方、戦前の予想では断然優勢と目されていた男子チームは、当初想定していた50代後半の選手層をシニアに持っていかれた(当初はシニアは60歳以上の予定でしたが、参加者が足りないため、55歳以上に変更されました)ことが響いたのか、132点に終わり、来年の雪辱を誓いあっていました。