第一章「目土」

Chapter 1

第一章「目土」

第一章「目土」 640 426 千葉のゴルフ場【ブリック&ウッドクラブ】

「目土」について

「目土」について

「目土」が大切だと言われますが、なぜ必要なのか、どんな効果があるのか…意外に知られていないものです。ここでは「目土」のウンチクをご紹介し、「目土」の大切さを改めて認識したいと思います。

「目土」の効果

芝が蘇生するための“保湿”と“保温”の効果があります。ランナーと呼ばれる芝の芽が伸びてきます。「目土」は芝の刈り込みで落ちるカスの層を分解してくれる微生物の住家となります。芝カスが溜まって層ができると排水が悪くなり、芝が病気になります。

「目土」の方法

入れる砂の量は周りの芝の高さと同じになるくらいが目安です。軽く足で均すのはOKです。

「目土」Q&A

「目土」Q&A

  • A. 年間を通して実施することが大切ですが、特に大切な時期は芝が蘇生し始める4月ごろです。5月には5mm程度の全目土を実施いたします。

  • A. もちろん雨の日も必要です。ラフにも「目土」をすれば芝のランナーもはって行き、芽数が増えれば雑草の侵入もある程度防げます。

  • A. 良質の山砂です。網で洗い流してあり、石を取り除いてあります。肥料は入っていません。

  • A. 現在は砂を使用していますが、昔は耕土を使用していました。私たちは「芽砂」と呼んでいますが一般的には「目土」です。

  • A. あまり高さがあると芝刈り機の羽が損傷いたしますが、やり過ぎということはありません。

  • A. 「目土」をしないとランナーも育たず芝の張替えが必要となります。張り替えた部分にも目土が必要となり、更には病気を治すのにも100万円単位のお金がかかります。総合すると1回につき400万円近い経費が必要となります。

まとめ

まとめ

「芝の状態を良くするものは目土に勝る薬は無し。」といわれるほど大事な作業です。BWCはセルフプレーでキャディーはいません。従って全てのプレーヤー(ゲストを含む)に「目土」を強要することもできます。しかしながら「目土」は各メンバーが“模範”となり実施することで「目土をしないとムズムズする」というような慣習を作り上げることが大切であるとブリック&ウッド・フェローシップ委員会は考えています。今後とも「目土」の励行をよろしくお願いします。