2019クラブ選手権~男子は34Hの白熱戦

2019クラブ選手権~男子は34Hの白熱戦

2019クラブ選手権~男子は34Hの白熱戦 2573 965 千葉のゴルフ場【ブリック&ウッドクラブ】

今年のクラブ選手権は、台風19号の影響で日程が順延され、決勝戦は10月27日(日)に開催されました。男子決勝戦(36ホール・マッチプレー)に臨んだのは、竹添大晃さんと久保田秀尚さん。久保田さんの「ダイナミックな飛距離」と、竹添さんの「精密なショートゲーム」の闘いでした。

試合は竹添さんが前半から優位に駒を進め、18ホール終了時点で竹添さん5UP。しかし久保田さんも食い下がり、竹添さん3UPで迎えた34H目(16番)がドーミーホールに。このホールで竹添さんは、セカンドショットをドライバーで攻めてパーをゲットし、結果、4UPで勝利して、3年ぶり2度目の優勝を果たしまた。

試合後のコメントで竹添さんは、「全4マッチ、僕より飛ぶ人ばかりだったのですが、要所で自分の持ち味のショートゲームがうまくはまったのが、いい結果に繋がったと思っています。特に決勝はパットがよく入ってくれたので、その分、優位なゲーム運びができたのかなと思います。」と述べました。

一方、久保田さんは、「今年はこのクラチャンを、相当意識してシーズン開始からゴルフに取り組んできました。今やれる事はやっての結果、前向きに今回の負けを噛みしめています。ミュアヘッド杯も最終組で回れて2着、今回のクラチャンも2着。来年はもう一段良い結果を、自身に期待いたします。」 とコメントしました。

女子の本戦は、予選参加人数が少なくて8人のトーナメント。決勝戦(27ホール・マッチプレー)は、檜垣昭子さんと生木優子さん。9H終了時点で檜垣さんの4up、10H目からは生木さんに流れが移って猛チャージの結果、18H終了時点でマッチイーブン。その後は取ったり取られたりが続き、ドーミーとなった25H目(7番)で生木さんに痛恨のアプローチミスがあり、結局、檜垣さんが3UPで、こちらも一昨年に次ぐ2度目の優勝でした。

檜垣さんは「2度目のクラチャンを目指してスイング改造などを試みていたものの、なかなか結果が伴わなかったのですが、今回の試合で結果をだせて本当によかったです。」と喜びを語りました。初の決勝戦の臨んだ生木さんは、「1番ティーショットはミス、2番、3番ではOBを打ち、あっという間に4ダウン。そこから、何とか後半ではイーブンに戻しましたが、力尽きてしまいました。でも、秋晴れの中で試合ができて、とても楽しかったです。」と清々しく振り返りました。

選手たちは皆、それぞれのコメントの中で、台風被害を受けたコースの復旧に尽力したコース管理課やスタッフ、1カ月に渡って競技運営にあった競技委員会、運営に協力したメンバー達に、感謝の意を表しました。