2016年シニア選手権決勝結果
2016年
シニア選手権
決勝結果
シニア選手権
決勝結果
写真:
シニア選手権男子優勝の水田文生さんとキャディの芝本一美さん(右ペア)
準優勝の桐生峰男さんとキャディの若菜一さん(左ペア)
写真:
シニア選手権男子優勝の
水田文生さんとキャディの
芝本一美さん(右ペア)
準優勝の桐生峰男さんと
キャディの若菜一さん
(左ペア)
男子は水田文生さんが連覇達成
前年に初優勝した水田文生さんが、安定した戦いぶりで連覇を達成しました。決勝戦の相手は、幾多のタイトルを獲得してきた大ベテラン桐生峰男さん。クラブ選手権などで何度も戦ってきた同士の因縁の対決となりました。結局、27ホールのマッチプレーの決勝戦は、6&5(5ホール残して6アップ)という予想外の差で決着しました。
連覇を果たした水田さんは、これまでもクラブ選手権、ミュアヘッド杯に優勝したことのある第一人者です。それでも「桐生さんに勝ったことは一度もなかった」そうで、長年のライバルを破った喜びを語りました。しぶとい戦いぶりから「まむし」の異名をもつ桐生さんですが、水田さんは「戦い方がようやく分かった。3メートル以内に近寄らないことだ」と冗談めかして、リードを保ったことが勝利につながったとの感想を述べました。
一方の桐生さんは、近年の大けがから復帰したばかりでしたが、本戦を決勝まで勝ち上がったのはさすがでした。「腰はだいぶ良くなってきたけれど、水田さんとはやはり飛距離が違った。おめでとうと言いたい」と、シニア3年目で連覇を果たした若き勝者にエールを送りました。
写真:シニア選手権女子優勝の檜垣昭子さんとキャディの宮田鈴子さん(右ペア)
準優勝の井上由刈さんとキャディの上野むつ子さん(左ペア)
写真:
シニア選手権女子優勝の
檜垣昭子さんとキャディの
宮田鈴子さん(右ペア)
準優勝の井上由刈さんと
キャディの上野むつ子さん(左ペア)
女子は新星・檜垣昭子さんが初優勝
新星・檜垣昭子さんが念願の初タイトルを獲得しました。決勝戦は、連覇を狙う前年シニア・チャンピオンの井上由刈さんとの対戦でした。27ホールのマッチプレー戦でぎりぎりの競り合いを展開した結果、3&2(残り2ホールで3アップ)で、涙の初栄冠に輝きました。
檜垣さんは、2016年のミュアヘッド杯で準優勝、クラブ選手権でベスト4などの好成績をあげ、実力は十分でしたが、あと一歩でタイトルに届きませんでした。初優勝後、檜垣さんは「今年はゴルフに集中して取り組んできました。それだけになかなか結果が出ず、くやしい思いをしてきましたが、ようやく勝てました」とあいさつ。また、「私の中で由刈さんは、越えなければならない先輩だと思ってきました」とも述べ、BWCのトップ選手に名乗りを挙げた喜びを語りました。
惜しくも敗れた井上さんは「ずいぶん練習を重ねてきましたが、檜垣さんのゴルフについていけなかった。来年、またがんばります」と雪辱を誓っていました。
今年は予選参加者が少なく、8人による本戦となりました。ベスト4には檜垣さん、井上さんのお2人のほか、水田愛美さん、宮田鈴子さんが進みました。