平成30年度 関東女子俱楽部対抗千葉予選

平成30年度 関東女子俱楽部対抗千葉予選 800 531 千葉のゴルフ場【ブリック&ウッドクラブ】


平成30年度
関東女子俱楽部対抗千葉予選


平成30年度
関東女子俱楽部
対抗千葉予選

5月28日(月)暑くも寒くもないゴルフ日和に、鎌ヶ谷CCに於いて参加19クラブで行われました。代表選手は、檜垣昭子さん88(45.43)、山中通子さん81(41・40)、加賀見敦子さん96(44・52)、生木優子さん89(40・49)、山本みどりさん85(42・43)、檜垣美子さん90(41・49)(敬略略)です。

今年のユニフォームは目にも鮮やかなピンク。そのピンクに白のスカートもしくはパンツを着こなし、遠目でもBWC選手だとすぐにわかるほど目立っていました。成績は17位でした。鎌ヶ谷CCの東・中コースは、BWCのフロントティ(白ティ)よりやや短く、パーオンの可能性が高い反面、「木」と「硬いバンカー」というBWCと違った難しさが選手を苦しめました。

檜垣昭子さんは「ショットが左右にぶれるとすぐに木の餌食でした。後半は持ち直したけれど、もう少し頑張れたと思う。距離が短いかわりに、グリーンが小さくてガードバンカーが効いているのが難しかった。日頃、緑ティでプレーしているので、あまり使わない番手に自信がなかった。これからは赤・白ティでも練習をしなければと思った」

BWCベストスコアの山中通子さんは 「前半はひたすら夢中でした。後半はスタートから、パー、パー、バーディときたので、これは行けると思ったのが早過ぎました。パーオン狙いで攻めたのですが、思うようには乗らず。ロングパットからの3パットが連続して、30台が出せなかったのが残念です」

いつも安定している加賀見さんには不運がまとめて襲ってきました。「今までのゴルフ人生で一度もない『ボールが木に嵌って落ちてこない』という状況が、ハーフで2回もあったのよ!」だそうです。「1球目は自分のボールだと確認できてアンプレアブルの処置。2球目も明らかに自分のだと思うけれど、高いところだったので認めてもらえず、ロストの処置で打ち直した」とのこと。また「バンカーが硬すぎてバンカーショットをホームラン。ショートで9を叩いたのも人生初。木は不運、ミスは全部バンカー」とかなり憮然とした様子。

生木優子さんは「バンカーを避けるため、ショート目に打ったのに…せっかく刻んだのに…寄せワン狙いは功を奏せず3パット。49を叩いたときは泣きそうになった。前半の最終18番ホールでバンカーからホームランをして反対側の修理地へ。競技委員を呼んだのになかなか来なくて、プレーが止まり他のプレーヤーに迷惑をかけてしまった。そのホールを奇跡的にダボで収められ、後半はバンカーを怖がらず、開き直って距離通りに打ったら良いスコアが出せた。後半みたいなゴルフがしたかった」

今回の女子俱楽部対抗には二人の初出場選手がいました。その一人が出場選手中2番目の成績の山本みどりさんです。「練ランのときよりスコアが良かった。千葉レディースに出させていただいたのが、良い練習になった。打った後ボールを追わないことだけを決めてプレーした。難しいバンカーに一度しか入れなかったのが正解でした。召集令状(山本さん曰く)が来てからゴルフが怖くなるほど辛い一か月でしたが、結果が良かったのでホッとしています」

もう一人の檜垣美子さんも前半のOUTは初出場とは思えない好スコアでした。「スタートホールのティショットから木の音を響かせ、3打目もバンカーに入れ、こんなものだと開き直ったら、バンカーから寄せワンでボギー。ここから3連続パー、ロングホールでは長いパットが入ってバ-ディ。これがゾーン?とちょっといい気になっていましたが、後半で帳尻を合わせてしまいました。とにかく林に行っても崖に行っても木に当たっても何故かボールはいいところに帰って来て、最終組のため後ろから付いて来る片付けおじさまに『君は秘書付き?』と言われました。最終ホールでグリーンサイドにピンクの塊を見た瞬間すごくホッとして『ただいま!』という気持ちになりました。応援って本当にありがたいです。このようなチャンスを与えてくれたBWCに感謝です」

選手のみなさんは応援団への感謝、朝早くから準備をして万全のサポートをしてくれたスタッフに心からの感謝の言葉を述べていました。

竹井競技委員長は、今年の男女俱楽部対抗戦を振り返り、次のようにコメントしています。「昨年から男子クラブ対抗の同じ週に開場記念祭、直後に女子クラブ対抗という当事者にとって過密スケジュール。選手は自分でコンディションを管理できますが、ゴルフ場のスタッフにとってはさぞ大変な2週間だったと想像します。それでも変わらぬサポートをしてくれる皆さまには感謝以外の言葉は浮かびません。選手自身が一番感じていることですが、上りのホールのグリーンサイドで選手を待ち受けるブリックの応援団は、他クラブを圧倒するチームワークで、選手を温かい視線で包んでくれます。今年は男女ともに初出場の選手が2名ずついましたが、想像を遥かに超えた緊張感の中で、素晴らしいプレーを見せてくれたことは、自分のことのように嬉しかったです。毎年この雰囲気を肌で感じるメンバーが少しずつ増えて行って欲しいと切に思います」