共通マナー
共通マナー
グリーン上では走らない、むやみに歩き回らないこと。グリーン上は“ヴァージンロード”。スパイクに気をつけてゆっくり歩行を心がけて。
ボールマーク、シューズマーク
ボールマーク、シューズマーク
ゴルフ規則第一章で「傷つけたパッティググリーンの損傷も必ず入念に修復しておくべきである」と義務付けられています。ボールマークは、グリーンフォークで直すことができます。自分のものは勿論、目に付く箇所は修復しましょう。雨の日などグリーンが軟らかくなっている日は、例えアプローチであってもボールマークができるので注意して直しましょう。シューズを引きずって歩くと、引っ掻き傷ができるので注意が必要です。ボールマークはプレー前でも修復できますが、シューズマークはプレー後にしか直せません。
パッティング前、パッティング時の心得
パッティング前、パッティング時の心得
バンカーでサンドウェッジとレーキの2つが必要なように、グリーン上でも道具が2つ、パターとグリーンフォークが必要です。乗っているのが確かなら、他のプレーヤー全員のパターを持って行きましょう。また、ポケットからグリーンフォークを取り出しながらグリーンに上がりましょう。パターの前に真っ先に使う道具はグリーンフォークなのだから。
打ち上げのホールの場合はご用心
打ち上げのホールの場合はご用心
グリーンに乗ったように見えても、意外とショートしていたり、止まらずにグリーン奥のラフやバンカーまで行っていることがあります。周囲に尋ねるなどして他のクラブも持って行きましょう。それだけ早く次のプレーができます。
ボールマークの補修は正しく
ボールマークの補修は正しく
ベント芝の根は垂直に伸びているので、凹んでいるところをグリーンフォークでかき上げると、根が切れて持ち上がります。一時的に修復したように見えてもやがて枯れます。グリーンでよく見られる茶色のシミはその跡です。グリーンフォークをボールマークの外側に、やや外側傾斜に差しこみ、手もとのほうを凹みの中心へかき寄せましょう。周囲4方向ぐらいからかき寄せ、凹みが埋まり、グリーン面よりほんの少々盛り上がり気味になったら、パターのソールで平らに押さえましょう。
旗竿
旗竿
ピンに一番近い人は、早くボールをマークして拾い上げ、旗竿を抜きましょう。カップの近くは転がりが弱まったボールの行方を左右する、特にデリケートなエリアです。スパイクやつま先にかかる体重で凸凹を作らないように細心の注意が必要。ボールを拾い上げる時、カップと自分のつま先の間に少なくとも靴ひとつ分以上は空けるように心掛けましょう。また、旗竿はパッティンググリーン面を傷つけないように、グリーンの外に置きましょう。
パッティング中の心得
パッティング中の心得
同伴プレーヤーがパットをする時、そのラインの前や後ろに立ってはいけません。同伴プレーヤーのパットのラインを踏まないこと。同伴プレーヤーがアドレスに入っているのに動いたり、しゃべったりしないこと。
パッティングの順序はルール上ではホールから遠い順となっていますが、時間短縮の目的で、カップに近くてもグリーンに乗っていないボールから進めるといいです。また、同伴プレーヤーがトラブルで苦しんでいる時は、確認し合ってから先にパッティングできる人からしてもよいでしょう。
パッティング後、ホールアウトの心得
パッティング後、ホールアウトの心得
いちばん先にパッティングを済ませた人は、置いてある旗竿を取り上げ(旗を手で持ってバタバタさせないようにするのが良い持ち方とされている)、皆がパッティングを終えたら速やかにカップに立てましょう。最後の人がパッティングを終えたら次にやることは、グリーンから早く立ち去り後ろの組に場を譲ることです。スコアをつけるもの、クラブを片付けるのも次のホールのティーインググラウンドで行いましょう。クラブを持ったまま取り敢えずカートに乗る「トリノリ」を皆で推奨していきましょう。周りに一声かけてグリーン周辺においてある同伴者のクラブを持ってあげるのもスマートです。