スタート時間について
スタート時間について
スタート時間とは、プレーヤーがスターティングホールのティーインググラウンドに集まる時間のことではなく、オナーがアドレスに入る時刻のことです。スタート時間10分前にはキャディバッグなどをカートに積み終え、カートをスターティングホールに向かって移動させましょう。
前の組のティーショットの最中は、物音や話し声を控えましょう。(ゴルフ規則第一章)
前の組がティーインググラウンドを下りて行った後、オナーは速やかにティーアップし、プレーの用意ありの意思を表しましょう。
道具の準備…スコアカードとエンピツのほかに必要なもの
道具の準備…スコアカードとエンピツのほかに必要なもの
- ボール
番号の違うものを2、3個ポケットに準備します。BWCではセルフプレーが基本で、なおかつ紛失球が出やすいため、必ず予備のボールをポケットに準備しておきましょう。また、使用するボールは独自の識別マークやネームのついたマイボールでなければならない、という規則もあります。(ゴルフ規則12-2)サインペンで独自の印をつけると良いでしょう。そのためにはボールと一緒にサインペンを1本バックに備えましょう。 - ティーペッグ
メンバーは原則、木製を使用して下さい。プラスチック製は紛失すると自然に帰らず、芝刈り機の歯を傷めやすいのです。また、落ちているプラスチックのティーペッグを見つけたら必ず拾って処理しましょう。 - ボールマーカー
人と違うものを2つ以上持ちましょう。(大、小)コイン状のものがお勧めです。 - グリーンフォーク
自然との共生をはかるためにもプラスチックアウトが私たちBWCの基本原則です。
挨拶の大切さ
挨拶の大切さ
前の組を「いってらっしゃい」で見送り、「お先に」と言って出発しましょう。面識のない同士であってもその日一日は隣人関係にあり、楽しくプレーするためにも挨拶はとても大切です。
打順の決め方
打順の決め方
スターティングホールでの打順は、公式競技会ではハンディーキャップの低い順ですが、普段のプライベートラウンドでは、クジやじゃんけんやティーのトスなどで決めます。ただし、プライベートラウンドでは臨機応変に打順を工夫するとスムーズです。
逆オナー方式の勧め
逆オナー方式の勧め
普段のプライベートなラウンドの打順は、必ずしもスコアベターのような決まりにこだわる必要はありません。あまり飛距離の出ない女性や高齢者が良く飛ばす人と一緒にラウンドする場合には、レディーファーストやシニアファーストにすると進行が早くスムーズになります。ビギナーがうまい人たちと一緒にラウンドする場合は、ビギナーファーストで先に打つのが良いでしょう。
逆オナーがいい理由
逆オナーがいい理由
- 打てる人が打たずに待っている時間のムダがありません。
- 飛ばない人ほど次打球地点が近く、ビギナーほどとにかくミスショットが多いです。先に打てば速やかに次打地点へ向かう用意に取りかかれます。
- 打順が後になる人ほど、とかく動きにムダが多く、グリーンから次のティーインググラウンドへの移動や、ティーショットのための段取りが遅いです。打順が後だと思えば余計に安心して遅くなります。そこで逆オナーと決めておけば速やかに次のティーインググラウンドへ移動し、ティーショットに取りかかるべく急ぐことになります。ただし女性やシニアが前にあるティーからレディーファーストやシニアファーストでティーショットした場合は、後方からの打球に充分注意しなければなりません。距離が近いだけに、シャンクボールやひっかけボールから逃れきれません。安全なところまでバックするか、安全な木立の影に避難するなどの用心深さが大切です。そのような場所がないところからは先に打たないほうが良いでしょう。臨機応変さも大切です。プライベートラウンドでは安全を第一に考慮しながら、臨機応変に工夫をし、プレー時間の短縮を心がけましょう。